遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
2022年の目標はもう設定しましたでしょうか?
ゴール設計に必要なのは、大きな目標と小さな目標です。
大きな目標:5年後、10年後など、目指したい理想の姿を描く
小さな目標:大きな目標の達成に寄与する目標を作り、達成時期を近々で(数ヶ月~1年以内など)設計する
大きな目標だけ掲げていても、「なんだか壮大すぎて達成しなさそうだな」と思って何も行動に移さなくなってしまいますし、
小さな目標だけ掲げていても、「何のためにやっているのか?」目的がわからなくなってしまったり、方向性を誤ってしまうこともありますよね。
2021年に一緒にお仕事をさせていただいたM&Aの買手の経営者から、これに関連して学ぶ場面がありました。
事業を継承してこれからさらなる発展を目指すための施策について前社長と相談を進めていたのですが、
「では、これをプランAとして進めましょう。ダメだったら、プランBを考えましょう。それもダメだったら、プランCを。」と仰っていました。
何気ない会話の中でしたが、これを聞いて私は「これぞ至難を乗り越えた経営者だなぁ」と感じたのをよく覚えています。
「事業をさらに大きく発展させていく」という大きな目標の達成のためには、小さな目標(=とりあえずプランA)に挫折してしまったとしても、
また別の目標を設計して取り組めばいいだけの話なのです。
「最初からうまくいくはずなんていない」という前提で心構えをされていることが垣間見えて、「この方なら、ちょっとやそっとじゃ経営を諦めないだろうな」と、とても心強さを感じました。
自分の人生に対する目標設計も同じです。小さな目標の達成に挫折したとしても、プランB、プランCを考えればいいだけの話です。
NHKラジオ英会話のテキストが、1年間を通して4月(期初)が一番売上が大きいということをご存じでしょうか?
みんな1年のスタートに「やろう!」と意気込むことはできるけど、その意気込みを継続できずに挫折してしまうものなんですよね。
でも別にそれでもいいんです。人間は挫折するもの。飽きるのも当たり前。
ただ、大きな目標に向かって何かプランを立てては取組み、また挫折したら新しくプランBを立てては取組み…を繰り返せば良いんです。
自分に厳しくなりすぎずに、でもすこしずつ大きな目標に近づけるようにアクションを止めないようにしてあげることが大事なのだと思います。
2022年も、飛躍の年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い致します。